ねえ、あなたも経験ありませんか?
スマホに見慣れない「0800」から始まる番号が表示されて、一瞬、手が止まる感じ。
「誰だろう?」「もしかして重要な連絡?」なんて、つい考えてしまいません?
私もそうでした。つい最近まで。
でも、その「0800」からの電話、実はとんでもない罠かもしれないって知ってました?
下手に電話に出たり、ましてや折り返したりしたら、自分が通話料を払わされるどころか、もっと恐ろしいことに巻き込まれる可能性があるんです。
この記事では、私がヒヤッとした体験も交えながら、なぜ0800からの知らない番号が危険なのか、そしてどうすればその恐怖から身を守れるのか、その「私のルール」をお伝えします。
もう、知らない番号にビクビクするのは終わりにしましょう。
ゾッとした…0800からの着信、その「甘い罠」の正体
そもそも「0800」って聞くと、なんだか安心感を覚えませんか?
フリーダイヤル、つまり通話料無料のイメージが強いですよね。
企業のお問い合わせ窓口とか、そういうのに使われていることが多いですし。
でも、そこが落とし穴なんです。
その「安心感」を逆手に取った悪質な手口が、今、すごく増えているんですよ。
なぜ「0800」は危険信号なのか?
まず、大前提として覚えておいてほしいことがあります。
0800番号は、発信者(電話をかけている側)が通話料を負担する番号です。
だから、あなたが0800の番号に「かける」場合は、通話料はかかりません。
問題は、「かかってきた」場合です。
0800からかかってきた電話に「出る」こと自体で、いきなり高額な通話料が発生することは、基本的にはありません。(※ただし、例外的な国際転送などの特殊なケースはゼロではありませんが、ここでは一般的な話として進めます)
じゃあ、何が危険なの?って思いますよね。
一番怖いのは、「折り返し電話」を誘導されることです。
ワンギリ(すぐに切れる着信)や、自動音声で「重要な連絡があります。こちらの番号に折り返しお電話ください」みたいにアナウンスして、あなたから電話をかけさせようとするんです。
そして、折り返した先が、実はとんでもなく高額な通話料が発生する国際電話番号だったり、怪しげな情報サービスに繋がったりする…これが典型的な詐欺の手口です。
「0800だから無料のはず」という思い込みを利用しているわけですね。本当にタチが悪い。
私もヒヤリ…無視して正解だったあの日の着信
実は私も、ちょっと前に0800から始まる番号から着信があったんです。
知らない番号だったし、ちょうど忙しかったので無視したんですけど、後で気になってネットでその番号を検索してみたんですよ。
そしたら、出るわ出るわ、「詐欺電話」「ワンギリ」「折り返し危険」の口コミがずらり。
いやー、あの時、もし「フリーダイヤルかな?」なんて安易に出てしまっていたら…あるいは、「何の用事だったんだろう?」って折り返してしまっていたら…と思うと、本当にゾッとしました。
友人の話だと、自動音声で「未納料金があります」とか言われて、慌てて折り返しちゃった子もいるみたいで…。後でとんでもない請求が来たって泣いてました。
もう、人事じゃないんですよ、これ。
絶対ダメ!「折り返し」が生む悲劇
「ちょっと確認するだけなら大丈夫でしょ?」
そう思う気持ち、すごくよく分かります。
留守電にも何も残ってないと、余計に気になりますよね。
でも、断言します。
0800に限らず、知らない番号への「折り返し電話」は、絶対に、絶対にやめてください!
高額請求だけじゃない、潜むリスク
さっきも言ったように、一番直接的な被害は高額な通話料請求です。
国際電話に転送されて、数分話しただけで数万円、なんて話も珍しくありません。
でも、危険はそれだけじゃないんです。
折り返したことで、あなたの電話番号が「生きている番号(アクティブな番号)」として詐欺グループのリストに登録されてしまう可能性があります。
そうなると、今後さらに多くの迷惑電話や詐欺電話がかかってくるようになるかもしれません。
それに、通話中に巧みな話術で個人情報を聞き出そうとしてくるケースもあります。
名前、住所、生年月日、さらにはクレジットカード情報や銀行口座の情報まで…
一度漏れた個人情報は、悪用され続ける可能性があります。本当に恐ろしい。
「確認したい」気持ちがアダになる
人間って、「分からないこと」に対して不安を感じる生き物だと思うんです。
だから、「何の用事だったんだろう?」って確認したくなる。
詐欺グループは、その心理を巧みに突いてきます。
「緊急」「重要」「限定」といった言葉で不安や好奇心を煽り、冷静な判断力を奪おうとするんです。
でも、思い出してください。
本当に重要な連絡なら、留守電にメッセージを残したり、別の方法(SMSや郵送など)で連絡してくるはずですよね?
ワンギリしてきたり、怪しげな自動音声で折り返しを促してきたりする時点で、まともな相手である可能性は極めて低い、と考えるべきです。
その「確認したい」気持ちが、あなたを危険に晒すことになるかもしれないんです。
じゃあ、どうすれば?冷静に対応するための「私のルール」
ここまで読んで、「じゃあ、0800からかかってきたら、もう絶対に出ない方がいいの?」と思ったかもしれません。
まあ、基本的にはそれが一番安全です。
でも、もしかしたら本当に知っている企業からの連絡かもしれないし…って迷うこともありますよね。
そこで、私が実践している「知らない番号(特に0800)への対処ルール」をいくつか紹介します。
知らない番号は「まず疑う」習慣
これが一番大事かもしれません。
スマホに知らない番号が表示されたら、「誰だろう?」より先に「怪しいかも?」と考える癖をつけるんです。
特に「0800」で始まる番号や、見慣れない市外局番、非通知設定からの着信は、警戒レベルを一段階上げましょう。
「自分は大丈夫」って思わないこと。誰もがターゲットになる可能性があるんですから。
留守電とネット検索で「正体」を探る
知らない番号からの着信は、すぐに出ずに、まずは留守番電話サービスに繋がるのを待ちます。
本当に用事がある相手なら、メッセージを残してくれるはずです。
メッセージが残っていなかったり、ワンギリだったりした場合は、その電話番号をコピーして、インターネットで検索してみましょう。</
「電話番号(スペース)迷惑電話」とか「電話番号(スペース)口コミ」みたいに検索すると、他の人がその番号について書き込んでいる情報が見つかることがあります。
私があの時助かったのも、このネット検索のおかげでした。
これで、怪しい業者や詐欺に使われている番号だと分かれば、安心して無視できますよね。
もし出てしまったら…「即切り」が最善手
うっかり電話に出てしまうこと、ありますよね。
もし出てしまって、「怪しいな」と感じたら、すぐに電話を切ってください!
相手が何か話していても、気にすることはありません。
「失礼かな?」なんて思う必要、まったくないです。
自動音声が流れてきたり、身に覚えのない請求の話をされたりしたら、即切り!これが鉄則です。
そして、絶対に相手の指示に従って操作したり、個人情報を話したりしないでください。
その後、不安な場合は、消費生活センターや警察の相談窓口(#9110)に連絡するのも良いと思います。
最後に…もう不安に振り回されないために
0800からの電話、そして知らない番号からの着信。
便利なスマホが、時として私たちを不安にさせるツールにもなってしまうのは、なんだか皮肉ですよね。
でも、正しい知識とちょっとした注意深さがあれば、こうしたリスクは十分に避けられます。
「0800=無料」という思い込みは捨てること。
知らない番号には警戒し、安易に出ない、折り返さないこと。
そして、ネット検索などを活用して、冷静に情報を確認すること。
私が今日お伝えした「私のルール」が、あなたのスマホライフの安心に、少しでも繋がれば嬉しいです。
もう、怪しい電話にビクビクするのはやめて、賢く、安全にスマホを使っていきましょうね。
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